ネイリスト検定を受験しようと思ったとき、どう勉強するか考えますよね。
すぐに思い浮かぶのはスクールに入学することかと思います。
しかし、受験に必要なネイルの道具もすべて揃えるとなると安くはないのでさらに金額がかかるので、ネイリスト検定を独学で取得したいと考える方も多いかもしれません。
ネットで調べてみるとネイリスト検定の1級までを独学で取得したという方もいらっしゃいましたので、可能ではあるのでしょう。
ネイリスト検定を独学で取得できるのか?ということについて私の考えを話します。
ネイリスト検定は独学で取得できる?
まず、ネイリスト検定にはレベルに応じた3級から1級までの級がり、取得に求められる技能や知識も変わってきます。
すべての級に共通して実技と筆記の試験があります。
筆記の試験は決まったテキストからで出題されるので、必ず購入して内容を憶えましょう。
3級を独学取得する
3級を独学で取得した人の話はよく聞きます。
3級実技採点基準にもあるように3級で求められる技能は、初心者のレベル。
行う技能について理解しているかどうかです。
3級が独学で取得できるといわれるのはこのためでしょう。
練習方法
まずは、試験要項を取り寄せて内容をよく読み試験内容について確認してください。
DVDなどの通信講座の教材や、YouTubeなどの無料の動画を見て実技の手順など覚えスムーズにできるように練習します。
モデルさんには何回か通しの練習に付き合ってもらい、手を動かしてもらう場面など憶えてもらいましょう。
また、個々の技術に関してもよく練習してください。
本番で時間内に収まるように普段から練習し、テーブルの上を片付けながら施術する癖をつけておきましょう。
2級をスクールに通い取得する
2級の実技採点基準は3級では「やろうとしている」だった部分が「できている」になっていたり、確実な仕上がりやバランスなど難易度があがります。
ですから、私はネイリスト協会の認定講師のスクールに通うことをお勧めします。
理由としては、
- 審査基準を知る
- モチベーションの維持
- 練習内容のフィードバック
です。
審査基準を知る
審査基準を知っているのは検定の審査員であるネイリスト協会の本部認定講師です。
試験要項には載っていない審査基準も知っているので、失格や原点にはならないものの印象が良くないことや、どの程度の仕上がりが、何点くらいなのかなど細かいことまで教えてもらえます。
試験の審査基準や禁止事項などは年々変わっていきます。
最新の内容は認定講師の先生に確認したほうがいいでしょう。
モチベーションの維持
スクールに通うと内容を習得するまでに何度か通うことになると思います。
自分一人でやっているとさぼりたくなったり、わからないことで挫折しまうこともあると思いますが、定期的に先生の顔を見るとモチベーションが保ちやすいです。
練習のフィードバック
覚えた技術も練習内容が間違ったまま練習を続けていては、本番で力を出せても合格できません。
練習したネイルチップや、練習の様子を先生に見せて、フィードバックをもらい、間違いを改善したほうが合格に近づきます。
ネイリスト検定2級を独学で学ぶ方法
今は有益な動画や情報が無料で手に入る時代です。
DVDによる通信講座以外にオンラインセミナーも増えました。
そういったものを活用し、ご自身で勉強したとしても、試験日近くには最終確認としてスクールの単発の検定対策の授業を受けるのがおすすめです。
同じスクールには、「DVDの通信講座で3級まで合格できたけど、その後2級が合格できないので、スクールに入学した。」という生徒さんもいました。
自分で可能なところまでやってみるというのも一つの手かもしれません。
私の体験談
私は3級から1級までスクールで勉強しました。
性格上さぼってしまいたくなるので、スクールに通い練習を見てもらい、モチベーションを維持しました。
試験1週間前には連れていくモデルさんの手の下準備もしてもらい、万全の態勢で試験に臨み、4回目の受験でやっと合格しました。
不合格でもその理由はわからないので、試験の時のモデルさんの手の写真を見てもらい、悪い点を改善していくことで合格できたと思います。
私は個別授業のスクールでしたが、集団授業のスクールではお友達もできたりして、その後サロンに勤めても情報交換などできますよ。
スクールの授業料はそれぞれ価格設定やカリキュラムは違うので、よく資料請求やホームページをよく比較検討したほうがいいかと思います。
まとめ
3級までは独学で何とか合格できそうですが、新しい技術や、採点基準などわからないことは教わったほうが、合格への近道かと思います。
どこで習っても、合格できるかは自分の頑張り次第です!
合格まであきらめず頑張りましょう!!